2019年02月20日

続けること

年度末が近づいてまいりました。

ご卒業に新入学の準備など、

なんとなく落ち着かない時期。

来年度のレッスン時間の変更を

承る時期にもなりました。

本当にありがたいことに、ぴあにちかの生徒さまは

長く続けていただいている方が多く

半数以上が、5年以上のお付き合いになっています。


この時期、よく思い出すのは、

中学3年〜大学入学まで、レッスンに通ってきていた女の子。

高校生活は、陸上部や学業との両立で大変だったはずですが、

本当にほとんど休まずレッスンにいらしていました。

受験前は、私の方が心配になり、

何度も「レッスンは無理しなくていいんだよ」と声をかけたくらいです。

センター試験の日さえも、レッスンを休まず!

(午前中に終わったから大丈夫とのことで…

もちろん無事合格し、今は大学生活を満喫しているようです)

最後のレッスンで、お母さまからいただいたお手紙は

今でも私の宝物です。

「レッスンは、いろいろあった高校生活の

リセットの場になっていたようです。

通い続けることができ、感謝しています」

ピアノ・レッスンは、毎週、変わらずに会うことができる時間と場所。

私の方こそ、

私の仕事、生き方に意味を与えていただき

本当にありがとうございます。

環境やモチベーションは変わりますが、

みなさまが、長く、ピアノを楽しみ続けていくことができますように。

posted by pianicka at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ・レッスン

2019年02月19日

リズムと車

ピアノを弾くためには、正しいリズム感が必要です。

リズムは、音楽の脈拍、

音楽の時間を刻むもの。

とても感覚的なもので、

私も教えるのにかなり苦心する部分です。

チェコで半泣きになりながら勉強した指導法では、

先生のリズムを正確にまねする
言葉に合わせてリズムをたたく
その言葉を、たん・たた・うんなどの抽象的な言葉に置き換える

(チェコでは、ター・ティティ・エスなどの言葉になりますが、
ここは日本、よく使われる言葉にしています)

の順を追って、リズムの指導を行います。

上記の手順は、大変に簡略化しましたが、

実際は、それぞれの生徒の必要性に合わせて

ピアノを弾くことや、歌とも組み合わせたりと

かなり複雑なことをしているつもりです…

(みなさん気づいていないようですが、それでいいのです…)


付点のリズムや、三連符など、

複雑なリズムには、やはり言葉を付けるのが一番。

先日、初めて三連符と知り合った、小学生の男の子ですが、

「じゃあ、この三連符に、3つの文字の言葉つけようか」

「スズキ! スバル! マツダ! ホンダ!」

車好きを公言していましたが、お見事です。

ちなみに私の車はダイハツでした。






posted by pianicka at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ・レッスン

2019年02月18日

受け入れる場所

これまでに私は、

知的障がい・視覚障がい・聴覚障がい・学習障がいを持つみなさまと

レッスンさせていただいてきています。

障がいについて徹底的に調べ、

いろいろと勉強したことを活用しよう!と

変に意気込んでレッスンしていたこともありましたが、

知識とまったく同じパターンなどあるはずもなく…

結局は、いつものレッスンと同じく、

それぞれの個に合わせる指導になることに、気がつきました。

今、私と一緒にレッスンしているのは、

軽度の学習障がいを持つ男の子。

彼の独特の発想は

私にとってとても新鮮。おもしろい。

ピアノも彼のペースでしっかり進歩しています。

残念ながら学校では、彼を理解し受け止めてくれるクラスメイトには

まだ出会えていないようです。

少なくても、ぴあにちかのレッスンは、そして私自身は、

ご縁をいただいたすべての方を

まるごとそのまま受け入れることのできる

温かい、優しい場所であり続けたいです。

そして、自分自身の居場所を

いつか自分で見つけに行くことができるように、

その勇気の源となる自己肯定感を育むことを

レッスンが助けてくれたらと

強く願っています。

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こちらは本日の優しさのおすそわけ。

大事ににぎりしめていたのに、いただいてしまいました。
posted by pianicka at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ・レッスン