2019年03月11日

3.11

8年前の今日、私はプラハにいました。

大学院修了目前、修士論文を書いていたとき、

ネットで突然 宮城県 震度7

わけが分からないまま、とにかく家族に連絡をし、

その連絡を待つ間、ネットで情報を探りながら、

とんでもないことが起こったことを

実感していきました。

6月、ブルーシートで覆われた実家に帰国し

多くの方々から体験談をお聞きしましたが、

在仙の音楽家の方の

「自分がいかに役立たずかと思った」の言葉が

今でも忘れられません。

各インフラが停止し、生きるか死ぬかの極限状態で

音楽は何の役にも立ちません。

それでも、少し時間が経って

失ったものを改めて心に想ったとき、

その哀しみや苦しみを、多少なりとも癒す力が

音楽にはあると信じています。

私が、生徒のみなさまに願い続けているのは、

人生で避けられない理不尽さを経験したとき、

音楽・ピアノがそれを癒し、慰める存在でありますように、ということ。

祈りを込めて。

posted by pianicka at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ・レッスン
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